4月に洋服を買うなら
ギャップがあるひとは魅力的にみえる。
柔道部のあいつがギターの弾き語りをしていたり、
教室の隅で読書をする彼女が背泳ぎの全国選手だったり。
意外性の発見は、なにか僕らにも夢を与えてくれる。
僕の目指すシティボーイは、スマートであることが宿命づけられている。
知識が豊富で機知に富む。芯の熱い部分は決して語らない。けれど、そんなスマートさにもギャップがあると、ぐっと親近感を感じる。実は同じ映画が好き、こんなラーメンが好き。
ただただカッコいい紳士は疲れるだろう。
ふっと力を抜いても、オフの部分も認めてくれるひとに僕は出会いたい。
さて、4月に洋服を買うとしたらどこへいこう。
夏服は何を着よう、海へドライブ、山へハイキング。夏を全身で感じるときにぴったりの洋服はどこで買えばいいんだろうか。
英国×クラシックが好きな僕には、ずっと前から気になっていたお店がある。
SUNSPELの肌着は有名かもしれない。それならばポロシャツはどうだろう。
「007」にも起用されたポロシャツ、繊維へのこだわり、シンプルなデザイン。
主張しないさりげなさを凝縮したような洋服だ。
襟付きの服はどこか上品さを感じる。
ボーダー柄のポロシャツ、ラガーシャツなんかも試してみたい。
上品さのなかに遊び心を忘れない。ファッションでもなんでも楽しんだもん勝ちだ。