休日に家で映画をみるなら
好きなMVは誰にでもある。音楽だけでなく映像も一緒くたになって覚えているのは不思議な感覚だ。
いつか好きなFUJIFILMのカメラで、僕の演奏するピアノで、綺麗なムービーが撮れたらいいなあなんて考える。
夕暮れ時、湾を挟んだ対岸の灯りを見ながら、そんな考え事がしたい。
さて、休日に家で映画をみるとしたら何をみよう。
スクリーン張って、音源は背中においてもいいかもしれない。飲み物にもこだわりがあるといい。僕はポップコーンに炭酸の組み合わせが好きだから、きっと家でもそうするだろう。
正直、みたい映画は無数にある。
感動したり、笑ったり、感情を揺さぶる映画もいくつもあった。
そのなかで僕は、みて実際に僕の日々の行動に、そしてシティボーイの目指す姿に影響を与えた映画をきちっと書き留めておく。
・タイタニック (1997年)
英国紳士とは、をすべて詰め込んだような作品。
レオナルド・ディカプリオの作品といえば、インセプション、ウルフ・オブ・ウォールストリートなど数えきれないほどあるが、随一で僕はこの作品が好きだ。
船が沈み始めてから物語は始まるといっても過言ではない。
最後まで生にしがみつく姿を人間らしいというか、
死を前にしてもなお自らの振る舞い、信条を曲げない心こそ人間だというか。
極上のタイミングで流れるセリーヌ・ディオンの主題歌が心を洗ってくれる。
・ガタカ (1997年)
DNAによって運命の決まる近未来の話。
努力は報われるとかそんな綺麗ごとで終わる話ではない。
ジェロームとの熱い友情だけでもない。
頑張っているはずなのにうまくいかないとき、スマートに生きたいのに壁があるとき、きっと力になる、そんな映画。
・千と千尋の神隠し (2001年)
僕の原点。映像、音楽、セリフ、どれをとっても僕の身体にしみこんでいる。
ずっとこんな世界を探してしまう。スタートにしてゴール。
僕は6歳でこの映画に出会えて幸せだ。