8月の北海道に恋人と行くなら
“クラシック”という言葉には、魔法がかかっている。
古くありながらその伝統はいまに続いていて、海のなか、水平線へ向かう線路のように
僕らの想像力と好奇心を掻き立てる。
夏の終わりに感じる郷愁を、少しでも余韻に浸っていたくて、とりあえず電車に飛び乗るのも悪くない。
さて、雪のない北海道をどう楽しもう。
まずは空港から一直線に北竜町のひまわり畑に向かうのはどうだろう。
都会のマンションの一室からみていた映像を、五感すべてで嗜める贅沢は、旅人にしか味わえないものだ。
札幌市内に戻り、海の幸をいただく。
海味 はちきょう 本店 - すすきの(市営)/郷土料理(その他) [食べログ]
朝はカフェでモーニングを楽しむのもいいかもしれない。
アトリエ・モリヒコ (ATELIER Morihiko) - 中央区役所前/カフェ [食べログ]
午前はふらっと、夏休みの子どもたちに混ざって、あひるレースを見学してみたい。
午後は小樽にいこうか、食べ歩きのお供はメロンかな。
運河沿いに散策をしていたら、硝子吹き体験がしたくなる。
手作りのお土産はいつまでもこの旅を思い起こさせてくれるだろう。
せっかくなら小樽運河は船で楽しみたい。
波にゆられる新鮮な感覚と、遠くにみえる山々が旅情をそそってくれる。
雨で夜景が見れなくても、行きたかったカフェが臨時休業でも焦らない。
旅にアクシデントはつきものだ。
ときに相談しながら、けどときには思い切った決断で、想定外を楽しめるのが
シティボーイなんだろう。