銀座でリュックを買うなら
ファッションは難しい。どう思われたいかという気持ちと、どんな服が好きかという気持ちが一致してればいい。
ごまんとあるブランドからシティボーイはなにを選ぼう。僕だけの特別感とちょっとイイものを演出する、愛着が湧くのは自然な出会いからだ。
僕はイギリスが好きだ。伝統が街の通りに溶け込んでいて、紳士的で遊び心がある。
歴史に敬意を払い、いま自分が着たいものを着れる。
日本のブランドでも同じだ。伝統を理解できずとも身に着けることが背伸びならきっと意味がある。
さて、銀座でリュックを買うならどこへ行こう。
リュックは僕のイメージするシティボーイに欠かせないアイテムだ。
しっかり背負えば上品さを崩す愛嬌をもち、片っぽを素っ気なく肩にかければ余裕が生まれる。
見た目は大事にしたいが長くつかうなら機能性も軽くはみれない。
買う場所もポイントだ。銀座にきてだれもが知る一流ブランドで買うのは20代のシティボーイには背伸びのし過ぎだ。
SUNSPELなどがある東急プラザの裏に、そんな通に憧れる僕だけの場所がある。
銀座ファイブだ。
シックスは有名だがファイブでものを買う人は少ないだろう。そんな、田舎のスーパーと何ら変わらない内装のなかに僕だけの場所がある。Porter Classic。
ポーターのカバンといえば機能性、デザインともに有名だ。そのポーターに世代を経てつかえるようにという願いを込めたブランドがポータークラシック。好きになるしかない。
背負えばわかる。僕の一生の友。